中学生の不登校

[体験談]中学生の不登校に対する学校の対応:週1の自宅訪問など

みなさんの学校は、不登校対応どんな感じでしょうか。
他の方がどのように学校へ要望を出しているか分かれば、我が家も学校へ対応をお願いしやすくなりますよね。
そこで、この記事では、中学1年生の子供たちが通う中学校の不登校対応についてお話しします。

不登校になってから欠席の連絡はしていない

まず気になるのは、「不登校になると、毎日欠席連絡が必要なの?」という点ではないでしょうか。
我が家の場合は、不登校気味の頃は欠席連絡を入れていましたが、数日不登校が続くようになってからは、毎日中学校へ連絡していません。
その代わり、「もし別室登校できそうなときは、お電話します。」と伝えています。
学校への欠席連絡って、毎日となると「朝、忙しい先生に申し訳ない」と思ってしまいますよね。
だから、不登校が数日続いた場合は、「行ける時に連絡します。」で良いのではないでしょうか。

担任の先生が週1回玄関先に訪問

中学生になってからは、担任の先生が週に一度、金曜日の夜に家庭訪問してくれるようになりました。
その際に、1週間で配られたプリントや課題を持ってきてくれます。
だいたい5分くらいの玄関先訪問です。
家庭訪問の際は、私の子供たちは顔を出しません。
毎週、母である私が先生とお話しさせていただきます。
ただ、2ヶ月に一度は「生存確認」という感じで、玄関先まで不登校の子供自身が顔を出すように言われます。
私の子供たちは仕方なく顔を出しますが、たった5分程度先生と話すだけでも、1日分のエネルギーを消費してしまうみたいです。
1週間くらい前から緊張が続き、家庭訪問が終わった後は、ぐったり疲れ切っています。

中学校からの学習支援は特になし

私たちの住んでいる自治体は、オンライン授業といったものはないため、不登校の生徒に対して特に学習支援はありません。
カウンセラーの先生が、「LINEか何かでオンライン授業してくれないか。」と提案してくれましたが、
学校側は、「インターネット環境が整っていないので無理です。」との回答。
今どき、インターネット環境が整っていないってどういうこと?と思いますよね。
担任の先生やカウンセラーは、何とか子供たちを支えていきたいと思ってくださっているのに、学校や教育委員会は、「不登校になっているのが悪い」とでも言いたいような対応です。

宿題はできる子だけ提出

週に一度、担任の先生がプリントや宿題を届けてくれます。
ところで、我が子は三つ子で、3人とも不登校というビックリな状態です。
しかし、学校の宿題やプリントをこなすのは、3人のうち男の子ひとりだけ。
女子2人は、勉強に全く意識が向きません。
とりあえず息子は、毎日コツコツと学校の宿題や課題に取り組んでいます。
ただ、不登校である時点で成績はつかないため、宿題をきちんと提出している息子と、勉強を一切しない娘たちが同じ評価にされているのは、ちょっと疑問です。
まぁ、不登校だから仕方ないのでしょうか。

定期テストは受けていない

中学生で不登校になると、「定期テストだけでも別室で受けない?」と言われることがありませんか。
とりあえず定期テストだけでも受けたら、成績がつけられると話しています。
でも、私の子供たちは「定期テストを受けたって悪い点しか取れないから受けたくない。」といいます。
母親の私は「不登校だから0点でもいいじゃん、とりあえずテストに慣れるために受けに行けばいいじゃん。」なんて軽く考えてしまいますが、不登校当事者にとっては難しいですよね。

苦手な先生のいる適応指導教室には行けない

ほとんどの自治体に、不登校の生徒が集まる「適応指導教室」のようなものが設置してあると思います。
私も子供たちも、小学生で不登校になったときに一時期通っていましたが、苦手な先生がいるため、すぐに行かなくなってしまいました。
その適応指導教室は、不登校状態の小学生と中学生が通える場所です。
体育館でバスケや卓球を楽しんだり、工作したり、繊細な性格の子でも自由に遊べる場所です。
それなのに、苦手な先生ひとりのために通えなくなっちゃうのは残念でした。

「適応指導教室」については、「適応指導教室の支援も続かなかったの!不登校の小学生の息子よ」を読んでみてくださいね!

中学生の不登校に対する学校の対応ってこんなもの?

みなさんの中学校の対応は、どんな感じですか?
もしかすると、タブレットなどでオンライン授業してくれる学校もあるのでしょうか。
私の子供たちが通う中学校は現状、「別室登校でもよいから学校へ行かないと授業を教えられない、成績も付けられない。」という状況です。
これでは、自分でコツコツ勉強できる子なら良いですが、私の娘たちみたいに勉強する気が全く起こらない子は、どんどん世間から切り離されて行ってしまいますよね。
うーん、何とか自分で勉強できるようになってくれれば良いのですが。

結局、不登校なら中学校に頼らず、自分たちで何とか頑張ろう!と思うのがいいのかな。