子供が不登校になると、母親は色々疲れてしまいますよね。
子供が不登校になったのは自分のせいかもしれない
近所の目やママ友の目が気になってしまう
子供の将来が不安
お母さんの悩みは尽きないですよね。
今回は、疲れてしまっているお母さんのために、ちょっとでも心が軽くなるようにお話したいと思います。
スマホ・ゲームばかりの子供に疲れた?じゃあ放っておいたらいいの

子供が不登校になると、毎日スマホやゲームばかりしてダラダラしている姿をみることになりますよね。
スマホやゲームを取り上げてみたら暇すぎて学校へ行くかなと思っても、子供は怒るばかり。
「そろそろスマホとゲームをやめて、他のことをしたら?」と言っても、子供がイライラするだけ。
そんなやり取りが続くと、お母さんも疲れてしまうのは当然です。
でも、お母さん自身が疲れたな、と思ったら、お母さんも一休みしてみてください。
子供と一緒にスマホをながめたり、ゲームをしてみてください。
子供の不登校で疲れたな、と感じているお母さんは、今まで学校を頑張りすぎて疲れたな、と感じている不登校の子供と同じ状態になっていることに気付いてください。
疲れすぎると、洗濯物を干す気もなくなるし、3食ご飯を用意するのも辛くなってしまいますよね。
そう、不登校の子供と同じ状態なんです。
だからこそ、お母さんも不登校の子供と同じように過ごしましょう。
スマホをボーっとながめたり、ゲームをダラダラするだけでも、心の疲れは徐々に回復してきます。
好きなドラマを観たり、手芸やガーデニングを楽しんだっていいんです。
スマホやゲームばかりしている子供は放っておいて、お母さんも自分が楽しめることをしてみましょう。
そして、お母さんがいつもみたいに疲れた顔をせずに、楽しそうに何かをしていたら、子供の「あれ?」と思ってお母さんに意識をむけてきますよ。
そんな時は、一緒にお互いが好きなことを楽しんでみましょう。
ママ友の目、周りの大人の声に疲れた?どうでもいいと思おう

子供が不登校になると、気になるのが周りの大人たちの目ですよね。
子供が不登校なると、あっという間にママ友たちの間に噂が広がってしまいますよね。
コソコソ何か言われるのも気になりませんか?
子供が不登校になった理由をママ友たちに説明するのも、かなり疲れますよね。
さらに、周りの大人から正論ばかり言われることはありませんか?
「無理やりでも学校へ連れて行くべきだ」とか、「甘やかしているから不登校になるんだ」とか、他人から正論ばかり言われるのは、とても辛いですよね。
不登校の子供本人もそうですが、その母親も外へ出るのが億劫になってしまいますよね。
別に悪いことをしているわけでもないのに、肩身が狭いというか。
本当にお母さんも疲れてしまいます。
そんな時は、「他人から何を言われても気にしない!」を貫きましょう。
不登校になった経験のない人は、不登校の子供と母親の気持ちなんてわかるわけありません。
だから、何を言われても、「はいはい」くらいの気持ちで受け流しましょう。
ママ友に色々と聞かれるのがつらいなら、明るい顔であいさつだけして、さーっと去っていきましょう。
他人からどう思われているかよりも、不登校の子供と母親ができるだけ楽しく毎日を過ごすことがずっと大事です。
辛いなら、スクールカウンセラーに母親の気持ちを話すのも楽になりますよ♪
不登校の子供の対応に疲れた?母親がうつうつしないための心構え

子供が不登校になってから、まずお母さんがするべきことは、子供の元気を取り戻させることです。
子供は今まで、学校を頑張りすぎてきました。
しんどいこと、辛いことを一生懸命乗り越えてきました。
今は、休む時間です。
ダラダラしているように見えるのは心のエネルギーを回復させるから

心のエネルギーが残りわずかな状態になっている子供は、元気な状態よりもできることが限られています。
スマホをながめたり、ゲームをするだけが精一杯かもしれません。
まずは子供が元気を取り戻すまでは、子供の好きなようにさせてあげましょう。
子供が1日中ダラダラしているならば、放っておいたらいいんです。
ダラダラしているように見えますが、実は心のエネルギーを急速に回復させている最中なので、放っておきましょう。
ずっとスマホゲームばかりしているならば、お母さんも一緒にゲームをしてみましょう。
お母さんがゲームをしている自分を否定せずに一緒に遊んでくれることは、子供にとってものすごい元気のパワーとなります。
どんどん元気を取り戻してくるはずです。
子供の将来が不安になってしまうなら→
勉強は元気を取り戻してからでも間に合うから

お母さんは、不登校の子供が勉強まで遅れると、学校へ復帰できなくなる!と思って、必死に「勉強しなさい」と言ってきたはずです。
しかし、元気のない状態では勉強なんてできるはずありません。
勉強は、子供が元気を取り戻してからで十分です。
元気を取り戻して、気持ちが前向きになった子供は、少しずつ勉強しよう、と思ってきます。
勉強は、それからでも大丈夫。
「勉強しなさい!」と言い続けて疲れたなら、一旦その言葉もお休みしましょう。
子供の不登校に疲れたなら、お母さんもゆっくり休もう

今まで頑張りすぎてきた不登校の子供が元気を取り戻すには、お母さんの笑顔が必須です。
お母さんが不登校になってしまった自分を認めてくれることで、安心して心を回復させることができます。
だから、お母さんまで疲れたぁ、とうつ状態になっている場合ではありません。
お母さんも疲れてしまったなら、親子で共倒れしてみましょう。
家事は最低限にして、親子でダラダラ過ごしましょう。
お母さんが仕事をしているならば、仕事がお休みの日は、親子でコロコロしましょう。
まずはお母さんが先に心のエネルギーを回復させてください。
お母さんが元気になれば、子供は自然に元気になります。