小学生の不登校

兄弟3人みんな不登校になった原因と1日の過ごし方


子供の1人が不登校になるだけでもママとしては「うわー」なのに、連鎖して兄弟姉妹も不登校になってしまったら焦ってしまいますよね。

実は我が子3人も、連鎖的にみんなで仲良く不登校になってしまいました。「連鎖的に」といっても3人共似たような正確なので、学校のストレスも一人一人が大きかったんです。

というわけで、現在小学6年生の三つ子がみんなで不登校になった原因や、学校の対応、1日の過ごし方をご紹介します!

兄弟姉妹3人がみんなで不登校になった原因

先ほど、「え、三つ子!?」と驚かれた方も多いのではないでしょうか。実は我が子は小学校6年生の三つ子なんです。むすこちゃんは小学4年生の初期から不登校で、2人の女の子は出席と欠席を繰り返しながらも何とか6年生の1学期まで頑張っていました。

でも、女子同士の友達関係が複雑になったこともあり、頑張っていた2人の娘も心が疲れ切ってしまいました。1人が朝、玄関で突然行けなくなり・・・しばらく1人で頑張っていたむすめちゃんも力尽きて行けなくなり・・・といった感じです。

しかし実は、3人が不登校になった大きな原因というものはありません。3人とも「特に理由はないの。ただ何となく教室にいるのが苦しい、しんどいの」と言っています。まぁ、不登校になる多くの子が、「学校へ行けなくなった理由は特にない」と言っているのではないでしょうか。

学校側は何とかして学校へ行けない原因を突き止めようとしますが、特に大きな理由はないことがほとんどなんですよね。「ただ、教室が苦しい、しんどい」という心のSOSは、不登校になったことはない私でも分かります。今まで、すごく頑張ってきたんだろうなぁ。

兄弟姉妹3人が不登校になった時の学校の対応は

3人それぞれが不登校になりかけの頃(休み始めの頃)は、担任の先生や支援学級の先生が子供たちに会いに来てくれました。しかし、3人とも休みだして1週間くらいしたら、支援学級の先生が気にしてくれるものの、特に担任の先生からのアプローチはない状態です。

子供たちからしたら、学校からのアプローチがない方が良いのかもしれませんね。ただ1週間に一度は支援学級の先生が玄関先までプリント類を持って会いに来てくれるので、それが唯一の小学校との接点です。

あ、むすこくんは先生と会うのは恥ずかしいので、いつも筆談でお手紙交換しています。2人の娘は玄関でなら先生と話せるので、少しお話しています。これくらいが丁度良いのかな。

不登校になった兄弟姉妹3人の1日の過ごし方

兄弟姉妹3人そろって不登校になると、毎朝早起きする必要がなくなり、少しのんびりと過ごせるようになりました。1人が不登校、他の2人が精神ギリギリの状態で登校している、という状態では、毎朝2人を労わるのに大変でしたが、今では穏やかですよ。

さて3人はというと、毎朝7時くらいに起きて、しばらくスマホで動画を観ながらのんびりと過ごしています。そして朝ごはんを食べて、11時くらいからマイペースに勉強開始という感じです。

勉強は学校からもらったドリルや自宅で用意した問題集を使用しています。三つ子で同じ学年なので、理科や社会はNHKの動画を観ながら一緒に学習しています。

「勉強!」といっても1日3時間くらいできれば良い方なので、「不登校になってから全く勉強していない」と悩んでいる方も気にする必要はありません。我が子も、心が疲れている間は学校を思い出す「勉強」をする気力は全くありませんでしたが、心が回復してくると勝手に勉強し始めました。

兄弟姉妹3人が不登校になってストレス激減

兄弟姉妹のうち誰かが不登校で、誰かが頑張って登校している状態だと、不登校になっている当人も、登校している子供もストレスをためがちです。

頑張って登校している子供は、「あの子は休んでいるのに、なんで自分だけしんどい思いをして学校へ行かないといけないんだ」と思います。また、不登校の子も「自分だけ学校へ行けてない」と落ち込みます。

どちらも辛い状況ですね。もちろん、「兄弟みんなで不登校になった!わーい!」なんてなりませんが、少し気が楽になったのも事実です。まずは兄弟姉妹3人で心をしっかりと回復させて、自宅学習を頑張っていきたいと思います^^