小学生の不登校

今こそ巻き返せ!不登校の小学生は親と一緒に冬休みの宿題にチャレンジだ!

いよいよ冬休みがやってきました。

 

不登校の小学生の子供も、みんなが休みの冬休みは、気持ちも楽になっているのではないでしょうか。

 

そんなときは、親と一緒に冬休みの宿題をがんばるチャンスです。

わからないのは当たり前!何となくでもいいから冬休みの宿題をやるのだ!

冬休み前から不登校だった小学生なら、冬休みの宿題はわからない部分があって当たり前です。

 

全問習っていないからわからない!それでいいんです。

 

とりあえず、冬休みの宿題にどんなものがあるのかをチェックする作業から入りましょう。

 

冬休みの宿題をみてみると、もしかして書道とかあったりしませんか?

 

書道なら、誰だってできますよね!

 

しかし書道をするには習字の道具を出してきて準備しなければなりません。

 

でも不登校だったら習字の道具の準備の仕方もわかりませんよね。

 

そんなのは当たり前のことなので、親が手伝ってあげましょう。

 

習字の道具を出して、墨まで用意したら、あとはやるしかありません!

 

下手くそでも何でもよいので、とにかく自分で動いて宿題をやる!ということがとても大事です。

 

まず書道の宿題でも何でもよいので、簡単な宿題をひとつこなしてみましょう。

 

宿題がひとつができたら、親は褒めてあげましょう。

 

さぁ難易度の高い国数理社の冬休みの宿題に挑戦だ!

不登校の小学生にとっては、宿題のドリルを開くだけでも苦痛ですよね。

 

でも、最近の小学生の夏休みドリルや冬休みドリルって、なんだか面白いですよね!

 

小学5年生のドリルでも、イラストが多くて解説もあるので、授業で習っていない子でも比較的取り組みやすい印象を受けました。

 

とはいえ、いきなり挑戦するのは体がプルプルと震えてきそうですよね。

 

でも、そこはがんばってみましょう。

 

宿題に取り組むのがどうしても苦痛なら、テレビをつけながらでもいい!YouTubeを観ながらでもいい!ベッドで転がりながらでもいい!とにかく、まずは1問だけ挑戦してみましょう。

 

親としては、子供が自分で教科書を開いてわからないところを調べてくれるのが理想ですが、不登校の小学生の場合は、「わからないところを調べる方法」がまずわかりません。

 

もう仕方がないので、超過保護と言われようが何だろうが、宿題を手伝ってあげましょう。

 

不登校の小学生が親と一緒に冬休みの宿題に取り組む方法

「不登校の小学生」とひとくくりにしてしまっても、子供のタイプはさまざまですよね。

 

つい最近まで普通に登校していた場合なら、ほとんどの授業を受けているので、なんとなくでも冬休みの宿題の内容を理解できるでしょう。

 

何年も不登校の場合でも、過去に勉強してきた経験はあるので、わかる問題もあるでしょう。

 

問題は、不登校の小学生本人に宿題をするやる気があるかどうかですよね!

 

では、不登校中の小学生のやる気別に冬休みの宿題の取り組み方を考えていきましょう。

 

 

冬休みの宿題に対して、憂うつだけど少しはやる気がある場合の取り組み方

冬休みの宿題を少しでもやる気があるというのは、すごいことです!

 

せっかくやる気があるということで、親も張り切ってサポートしてあげましょう!

 

冬休みの宿題をする準備は簡単。

 

教科書を引っ張り出してきて、わからないところを調べながら問題を解いていくのが理想的です。

 

ただし、調べながら宿題をこなしていくのは、時間もかなりかかりますし、ものすごく頭を使うので、思ったよりも疲れてしまうはずです。

 

無理はせずに、1ページずつからでも進めていきましょう。

 

調子がいい時には2ページ以上こなしていける時もあるはずです。

 

そんな時は、思いっきり褒めてあげましょう!

 

 

冬休みの宿題に対して、自分からやる気はないけれど、少しならできる場合の取り組み方

宿題を少しならできるかな、という場合は1ページずつを目標にしましょう。

 

教科書を調べながら問題を解くのがしんどいならば、親がとなりで模範解答を解いてあげて、解き方をみせてあげるのがよいです。

 

それでも「わからん、しんどい!」というならば、親の解き方をまる写しでもいいから、ちょびっとでも頭に入るように書いていくようにしましょう。

 

目標は、全体の10%だけでもいいから、どんなことを習っているのかを把握することです。

 

少しのやる気で、無理なく宿題をこなしていきましょう。

 

 

冬休みの宿題に対して、まったくやる気もないし、苦痛でしかない場合の取り組み方

親が手伝ってあげるといっているにも関わらず、まったく冬休みの宿題のやる気が出ないときでも、1日1問ずつを目標に、挑戦してみましょう!

 

親が問題の模範解答を書いているのを見ているだけ、聞いているだけでも構いません。

 

1問取り組んだ!という実績を残しましょう。

 

1日たった1問だと、冬休み中にはすべては終わらせられないかもしれませんが、数ページはできるはずです。

 

まったく勉強のやる気のでない不登校の小学生が、冬休みの宿題を数ページはできた!というのは十分すごいことではありませんか?

 

だって大人でも、資格をとるぞ!と気合を入れて問題集を買ったけれど、結局1ページ目で挫折というのも少なくありません。

 

無気力な不登校中の小学生が、数ページでも宿題に着手できたのは、すばらしいです。

 

冬休みの宿題を親が手伝えない場合はネットで検索してみよう

これまで、冬休みの宿題は親と一緒にする!というお話をしてきましたが、親も宿題を手伝えない場合があります。

 

そんなときは、ネットで検索してみましょう。

 

たとえば、理科だとネットで調べやすいです。

 

「ひょうたんの種はどれですか?」みたいな問題なら、ネットで「ひょうたん 種」と検索したらでてきますよね。

 

そんな感じで、インターネットを利用して勉強すればよいのです。

 

あらゆる便利なツールをうまく使いこなして、要領よく宿題をこなしていきましょう。

 

もちろん、親と一緒にインターネットで検索するのもよいですよ!

 

冬休みの宿題はできた分だけでいい!冬休み明けに小学校へ提出しよう!

不登校中の小学生の場合、冬休みの宿題がすべてできていないから、冬休み明けも学校行かない、なんて気持ちになるかもしれません。

 

冬休みの宿題はできた分だけでもいいんです。

 

たった数ページでも、冬休みに頑張った証を小学校へ提出しましょう。

 

宿題を提出することにどんな意味があるのか、と思ってしまいそうですが、何かを行動することで、新しい何かを得ることができるかもしれません。

 

冬眠状態なら得られるものは体の休息くらいかもしれませんが、起きて何かを行動すれば、新しい発見があるものです。

 

せっかくなので、「冬休みの宿題を提出してみる」という行動を起こしてみましょう!