なんと、小学4年生から3年間不登校だった息子が、中学校の入学式へ突然行きました!
母の私もびっくり仰天な体験談をお話したいと思います。
★息子っち★
- 小学4年生の始業式以来、小学校ずっと不登校
- 担任の先生が家庭訪問しても、一度も顔出さず
- もちろん卒業式も欠席、母が卒業証書を受け取りました
不登校の子供が復帰の不安を解消するためにしたこと
正直なところ、小学校3年間不登校だった息子が学校へ復帰するために、母は特に何もしていません。
息子が自分で再登校を決意し、中学校入学へ向けて頑張っていました。
では、息子が学校復帰のために何をしていたかというと、『勉強』です!
やはり小学校3年間不登校で、その間ゲームばかりしていたとなると、勉強の遅れが不安だったようです。
当たり前ですが・・・。
そこで、
と思った息子は、小学6年生の3月頃からコソコソと勉強し始めました。笑
ゲームばかりだった息子が突然勉強し始めた詳細はこちら↓
息子は学校復帰のために、とにかく漢字や算数など、小学校の総復習をしていました。
しかも、
といって、中学校の予習も開始。
一人でも中学校の勉強を進められるような問題集を母が買ってきました。
でも、ざっくりと簡単すぎる問題集では不安だったらしく、自ら本屋さんへ赴きました。
母は感動!というかビックリしすぎて口がポカーンと開いておりました。
そうそう、不登校の息子が中学校の予習のために選んだ問題集や参考書は、話し出すと長くなってしまうので、別の記事でご紹介したいと思います!
中学校への入学が復帰のタイミング
中学校の入学式までに、何とか4月に学習する範囲の予習を済ませた息子。
息子はこう語りました。
母は何とか中学校の入学式へ行かせてあげたくて、春休み中に中学校へ来校。
息子が不安がっていた入学式の一連の流れをバッチリ聞いてきました。
母は超細かく入学式の流れを息子に説明しました。
あ、そうそう、息子は『学校で何をどのようにするか』という見通しが立っていれば安心できるんです。
入学式前日。
息子は制服と通学用リュックサックと筆記用具など、バッチリ揃えて寝ました。
そして、入学式当日。
5時頃には起きて、しっかりと制服に着替えてスタンバイ。
しかし、母は安心できません。
なぜなら、『せっかく早くから準備していたのに、いざ家を出る瞬間に学校へ行けなくなってしまう』のが、不登校あるあるだから。
私の息子や娘もそうです。
さぁ、行くぞ!という時にトイレから出られなくなったり、シクシクなってしまうのが定例ですから。
しかし、ビックリ仰天!
そう言って、息子は家を出発しました。
母はこんな↑気持ちでした。
元不登校児の学校行き始めは超お疲れモード
入学式へ無事行けた息子は、次の登校日も、その次の登校日も休まずに登校できました。
※今年(2020年)は、コロナの影響で分散登校での登校日となっていました。
次の日に『何をどんな風に行うか』を詳しくヒアリング。
そんな母の努力?は実り、頑張って登校できている息子。
しかし、小学校3年不登校・引きこもりで、いきなり中学校へ通っている息子は、帰宅したらグッタリ。
そりゃそうですよね。
学校から帰ったら、すぐに宿題を済ませて心が安心できたら昼寝、といった感じです。
不登校児の再登校、同級生の反応
小学校3年間不登校だった息子が何よりも不安がっていたのは、同級生の反応です。
「何でずっと休んでたの?」
「突然、何で来たの?」
なんて言われるんじゃないか、と不安がっていました。
しかし、実際に勇気を出して登校してみたところ、
同級生たちは入学式の登校時に、「おぉ!」と言っただけで、特に何も言ってこなかったそう。
同級生たちも気を使ってくれていたようです。感謝。
しかも、何事もなかったように普通に話しかけてくれる子もチラホラ。
良かったぁ
不登校からの復帰後の注意点
子供が不登校から学校へ復帰した後は、注意点もあります。
それは、母は一喜一憂しないこと。
子供が不登校から復帰したら、母は喜びながらも不登校の再発を恐れてしまいます。
不登校が再発しないように、気が張ってしまいがちです。
そんな母のピリピリとした感情はドストレートに子供に伝わってしまいます。
だから、
とずっしり構えておくことが大切です。
だって、不登校からいきなり学校へ復帰した子供は、毎日めちゃくちゃ疲れてますもの。
そのうち、
「もう無理、限界!」
という時が来るかもしれません。
子供がSOSを放っている時に、不登校再発を恐れる母が無理やり登校させようとすると、子供の心は弱り果ててしまいます。
だから母は、
という風に伝えてあげましょう。
と思える安心感があってこそ、再登校を続けられるはずです。
ずっと不登校でも突然学校へ行くことはある!
子供が不登校になっても、
「不登校になるなんて!もうこの子の人生は終わりだ。」
なんて、絶対に思わないでください。
今、学校へ行けないからといって人生がダメになることはありません。
それに、突然学校へ行くことだってあります。
私の息子は、3年間の休息期間を経て、心の元気を取り戻しました。
しかし、一緒にゲームしてワイワイ楽しんでいる間に、だんだんと表情が明るくなって、元気になっていったんです!
学校復帰まで3年もかかってしまいましたが、長い人生を考えればたった3年です。
だから、
子供が学校へ行きたがらなくても悲観せずに、ゆっくり心を休ませてあげてください。
母はのんびり構えていきましょう!