子供が不登校になると、学校側も何か対策をしなければいけません。
学校側の対策のひとつが、不登校の子供の家への家庭訪問ですよね。
でも、先生に会いたがらない子供にとって先生の家庭訪問は負担ではありませんか?
先生が来てくれても子供は会おうとしないし、母親がただ話すしかないし。
不登校の子供への家庭訪問が嫌なら、拒否してもいいのではないでしょうか。
不登校の子供への家庭訪問のメリットとは

不登校の子供の家に先生が家庭訪問に来るメリットとはどんなことでしょうか?
学校側の家庭訪問のメリットは、子供が無事かどうか確認して、今後の対策を考えることができるという点でしょうか。
不登校の子供の親のメリットは、連絡事項が聞けるということでしょうか。
学校側からのお便りやプリントなどをもらえると、なんとなく学校の雰囲気がつかめるのは良い点です。
あとは、担任の先生が家庭訪問に来てくることで、先生がちゃんと我が子のことを考えてくれているとわかることですよね。
では、不登校の子供に家庭訪問のメリットはあるのでしょうか。
不登校の子供は、他の人とのコミュニケーションが普段十分にとれていないので、担任の先生が家庭訪問に来てくれて話すことができれば、コミュニケーションスキルを磨くきっかけにもなります。
先生が、自分の知らない外の世界の話を色々としてくれることで、もしかすると外の世界に興味をもてるようになるかもしれません。
しかし、あくまで先生が家庭訪問に来てくれた時、顔を合わせられる子供の場合のメリットです。
不登校への家庭訪問が嫌なら拒否しても構わない

担任の先生が家庭訪問に来てくれることで、素直に喜べる子供だといいのですが、不登校の子供にとって、担任の先生が家にまで家庭訪問に来るのは、辛く感じることが多いのではないでしょうか。
自分の基地に敵が攻めてきたような感じですよね。
先生が家庭訪問に来てくれても子供が会わない場合や、特にメリットが感じない場合は、家庭訪問を拒否してもよいでしょう。
正直なところ、担任の先生自身も家庭訪問は負担になっているはずです。
不登校の子供の母親から家庭訪問を拒否したとなれば、担任の先生も責められずに家庭訪問を取りやめることができますし、お互いにとってよいはずです。
家庭訪問が嫌になり先生を拒否してしまった不登校の小学生

私の小学5年生の息子は、先生が家庭訪問に来てくれても一切会いません。
実は、小学4年生の時は担任の先生が家庭訪問に来てくれたときに会っていました。
しかし、小学4年生の時の担任の先生は、玄関で5分だけ!という約束をしていたのに、実際に出会うと、たくさんお話してしまいました。
息子は、「5分だけって言ってたのに!次もきっと長く話される!もう無理」といって、次からは一切会わなくなってしまいました。
不登校の子供にとっては、玄関で担任の先生と会うだけでもすごく緊張して、エネルギーを使ってしまうんですよね。

5分だけと約束されたから頑張って玄関へ行ったのに、長く話されてしまい、疲れ切ってしまった息子の気持ちも分かります。
だから今は、担任の先生にも子供が会えないので、家庭訪問はあまり来てくれなくてもいいですよ、みたいな感じで伝えています。
その方が、子供も母親も安心です。
不登校の子供本人も、お母さんも、できるだけ負担のないように過ごしましょうね!
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